レビュー

発達障害の子に塾が合わないときは?個別・家庭教師・オンラインを比較

発達障害の子に塾が合わないときは?個別・家庭教師・オンラインを比較

「塾には通っているけど、どうも合っていない気がする」
「宿題をやるだけで毎回ひと悶着」
「帰ってくるとぐったりしていて、これでいいのかな……」

そんな様子が続くと、親としても迷いますよね。

せっかく通わせているんだから、もう少し続けたほうがいいのか。それとも、今の塾がお子さんに合っていないのか。

ここで気をつけたいのは、塾が合わない=勉強ができない、ではないことです。

塾が合わない=勉強ができない、ではない

集団だと周りが気になる。授業のスピードについていきにくい。50分、90分と座っているだけで疲れてしまう。

もしかすると、勉強そのものより今の学び方がしんどいのかもしれません。

今の塾がどうもしっくりこないときは、個別指導塾、家庭教師、オンライン家庭教師など、ほかの選択肢もあります。

「じゃあ、うちの子にはどれが合いそう?」

ねここ

そこを今回一緒に整理していきます。

発達障害・グレーゾーンの子が塾でしんどくなるのはなぜ?

塾でしんどくなる理由①②

集団授業のスピードが合わないことがある

集団塾では、基本的にクラス全体のペースで授業が進みます。

まだ前の問題を考えているのに先生は次へ。
「ちょっと待って」が言えないまま、気づいたら何をやっているのか分からなくなっていた。

そんなこともあります。

家に帰って、

「今日、塾で何やったの?」

と聞いても、

「分からない」
「覚えてない」

ばかり。

これ、真面目に授業を受けていないとは限らないんですよね。一生懸命ついていこうとして、それだけで疲れてしまっている場合もあります。

周りの音や人が気になってしまう

教室には先生の声だけがあるわけではありません。

隣の子が鉛筆を落とす音、椅子を引く音、後ろを人が通る気配。そういうものが気になりやすいお子さんにとっては、授業以前に教室にいるだけで疲れてしまうこともあります。

「家では問題を解けるのに、塾だと全然できない」

そんなときは、勉強の難しさだけではなく、勉強する場所が合っているかも気になるところです。

授業時間が長すぎる場合もある

しんどくなる理由③④

50分、60分、長いところでは90分。

大人でも90分ずっと集中するのはなかなか大変です。

最初の20分くらいは普通にやっていたのに、途中から机に伏せる、落書きを始める、先生の話が入らなくなる。

すると、

「ちゃんと集中して!」

と言いたくなりますよね。

でも、そもそもその子にとって授業時間が長すぎるなら、頑張るだけではしんどいこともあります。

先生との相性で変わることもある

「前の先生のときは普通に通っていたのに、先生が変わってから嫌がるようになった」

こういうケースもあります。

先生が悪いという話ではなく、話すスピードや声のかけ方、質問しやすい雰囲気など、ちょっとした違いがお子さんには大きかったりします。

勉強内容より、
「この先生なら聞ける」
「この人なら怒られなさそう」

そこが大事な子もいます。

今の塾が合わないとき、ほかにどんな選択肢がある?

「今の塾は合わないかも」

そこまでは分かっても、次に何を選べばいいのかでまた悩みますよね。

大きく分けると、少人数塾、個別指導、家庭教師、オンライン家庭教師あたりが候補になります。

今の塾が合わないときのほかの選択肢は4つ

少人数の塾へ変える

今が大人数の集団塾なら、人数の少ない塾へ変えるだけでラクになることもあります。

先生の目が届きやすくなり、分からないところも聞きやすくなります。

ただ、少人数とはいっても他の生徒はいます。

周囲の音や人の動きそのものが負担になっているなら、人数を少し減らしただけではあまり変わらないこともあります。

個別指導塾に変える

個別指導なら、集団塾よりお子さんのペースに合わせてもらいやすくなります。

「ここ、まだ分からない」

で止まっても大丈夫です。

ただし、「個別指導」と書いてあっても、先生1人に生徒2人、3人という形式は珍しくありません。

「完全に1対1だと思っていたら違った」

となると、また話が変わってきます。

個別指導を考えるなら、何人の生徒を一緒に見るのかは確認しておきたいところです。

家庭教師なら自宅で1対1

家庭教師なら、自宅でマンツーマンの授業を受けられます。

学校から帰ってきて、また着替えて、車で塾まで送って……。毎週これが続くと、お子さんだけでなく親も結構疲れますよね。

家庭教師なら、その移動がなくなります。

一方で、自宅に先生が来ること自体を負担に感じるお子さんもいますし、料金も高くなりやすいです。

オンライン家庭教師なら通塾せずに1対1

オンライン家庭教師も基本はマンツーマンですが、先生とは画面越しです。

自宅で受けられる。
塾への送迎もない。
先生が家に入ってくるわけでもない。

「人が家に来るのはちょっと嫌。でも1対1なら勉強しやすそう」

そんなお子さんには合いやすいかもしれません。

もちろん、画面越しだと逆に集中しにくい子もいます。オンラインなら全部うまくいく、というわけではありません。

4つをざっくり比べると

学び方合いやすそうなケース気になるところ
集団塾周りと一緒のほうがやる気が出る自分のペースで止まりにくい
個別指導塾分からないところを聞きながら進めたい完全1対1とは限らない・通塾が必要
家庭教師自宅で対面の1対1がいい費用・自宅に先生が来る負担
オンライン家庭教師自宅・1対1・通塾なしが合いそう画面越しが合わない場合も

どれが一番というより、今どこでつまずいているのかで選択肢が変わってきます。

「授業についていけない」のか、
「人が多い場所がしんどい」のか、
「塾へ行くこと自体が負担」なのか。

ここが違えば、合いそうな学び方も変わります。

オンライン家庭教師が合いやすそうなのはどんな子?

学校から帰るだけでかなり疲れている

学校から帰るだけで、もうぐったり

学校から帰ってきた時点でもうぐったり。

そこへ、

「早く着替えて」
「塾の時間だよ」
「宿題持った?」

となると、毎回バタバタしますよね。お子さんも大変ですが、送迎する側もしんどいです。

オンラインなら自宅で受けられるので、少なくとも「塾まで行く」という負担はなくなります。

通塾だけでかなり疲れているなら、ここは違いを感じやすいところです。

ほかの子がいないほうが質問しやすい

1対1だと質問しやすい

集団授業で先生から、

「分からない人?」

と聞かれても、手を挙げられない。授業後に先生のところまで聞きに行くなんて、もっと無理。

そんな子でも、最初から先生と1対1なら話しやすくなることがあります。

「分からない」と言える環境かどうか。

ここって、意外と大きいんですよね。

長時間の授業がしんどい

長時間の授業がしんどい

「家庭教師は良さそう。でも60分も集中できるかな」

ここが引っかかる家庭もあると思います。

オンライン家庭教師の中には、短時間から始められるところもあります。

たとえば、発達障害・グレーゾーン専門のオンライン家庭教師「ソウガク」には、小学生25分、中学生・高校生35分からのコースがあります。

「60分は無理そう。でも25分ならいけるかも」

これなら、少し考え方が変わりますよね。

長い時間頑張らせるより、続けられる時間から始めたほうが合うお子さんもいます。

「また一から説明するのか……」と感じている家庭

新しい塾や家庭教師を探すたびに、

「うちの子は急に予定が変わると戸惑いやすくて……」
「最初に今日やることを伝えてもらえると助かります」
「長く説明されると途中で分からなくなってしまって……」

と説明する。

必要なことだと分かっていても、何度も繰り返していると疲れますよね。

ソウガクは発達障害・グレーゾーンのお子さん向けに特化していて、講師は発達支援に関する研修を受けています。子どもの様子に合わせたスモールステップ指導や、見通しを持って授業に入りやすくする工夫なども案内されています。

最初から発達特性への配慮を前提に相談できるサービスを探している家庭なら、候補のひとつにはなりそうです。
総合家庭教師ソウガク

今の塾が合わないなら、学び方を変える方法もある

塾が合わないなら学び方を変えるとラクになることも

「もう少し頑張らせたほうがいいのかな」と迷うとき

塾を嫌がるようになると、

「もうちょっと続けたら慣れるかな」
「ここで辞めたら、すぐ諦める癖がつかないかな」

そんな心配も出てきますよね。

一方で、毎回嫌がるお子さんをなだめながら連れていくのもつらい。

ここは本当に迷うところです。

今の塾を続けるか辞めるかの二択ではなく、学ぶ場所や時間、先生との距離を変えてみるという方法もあります。

集団ではしんどかったけれど1対1なら話せた。
60分は無理だったけれど25分なら続けられた。

そんなケースなら、「勉強が嫌い」ではなく「前のやり方が合わなかった」だけだったのかもしれません。

体験では「できたか」だけで決めなくてもいい

体験で見るポイント

新しい塾や家庭教師の体験授業を受けると、つい、

「何問解けた?」
「ちゃんと先生の話を聞けた?」

が気になります。

もちろん、それも判断材料です。

でも、毎週続けることを考えるなら、

「先生とは話しやすそうだった?」
「思ったより疲れていない?」
「またやってもいいと思えた?」

そんな反応も気になるところです。

体験の1時間だけ頑張れても、そのあと毎週つらくなるなら続けにくいですからね。

発達特性に配慮したオンライン家庭教師という選択肢

発達障害・グレーゾーンのお子さん向けに特化したオンライン家庭教師のひとつが「ソウガク」です。

社会人講師によるマンツーマンの担任制で、小学生25分、中高生35分からの短時間コースもあります。無料体験は2回あり、1回目はコミュニケーションを中心に、2回目は実際の授業に近い形で試せる仕組みです。

ただ、料金は安い部類ではありません。

オンラインそのものが合わないお子さんもいます。

なので、「専門だからここにしよう」と決めるより、

「うちの子にはどうなんだろう?」

を見てから考えるほうが自然だと思います。

合わないのは勉強より学び方かも

ソウガクについては、第三者の口コミ、料金、授業内容、無料体験、向いていそうなお子さんまで別の記事で詳しく調べています。

→ ソウガクの口コミ・料金・特徴を調べた結果はこちら

今の塾が合っていないように見えると、「勉強そのものが苦手なのかな」と心配になることがあります。

でも、場所を変えたらできた。先生が変わったら話せた。時間を短くしたら続いた。

そんなこともあります。

今のやり方がしんどそうなら、別の学び方を知っておくだけでも選択肢は広がります。

「これなら少しやれそう」

お子さんにそう思える方法が見つかれば、そこからでいいんじゃないでしょうか。