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コウモリの軒下対策ににんにくは効く?ハッカ油や忌避剤も調べてみた

コウモリの軒下対策ににんにくは効く?ハッカ油や忌避剤も調べてみた

先日、ホームセンターに行ったときのことです。レジの近くで、女性とその娘さんらしき親子が、店員さんに何か相談している声が聞こえてきました。

どうやら、自宅の軒下にコウモリがたくさんいるらしく、何とか追い払う方法はないかと困っている様子。そこで親子が口にしたのが、「にんにくをぶら下げたらいいと聞いた」という話でした。

店員さんは少し困った様子でしたが、親子が探しているものを案内していました。

私もその会話が気になり、帰宅後に「にんにく コウモリ対策 軒下」と検索してみました。

正直、にんにくと聞いて真っ先に思い浮かんだのはドラキュラです。コウモリとドラキュラが頭の中で混ざってしまったのでしょうか。

ねここ

にんにくを吊るしたらコウモリが来なくなるなんて、ドラキュラ対策と混同していない?

もちろん、親子がどこでその話を聞いたのかは分かりません。笑い話のような出来事ですが、コウモリが軒下に住みついてしまった人にとっては、切実な問題です。

にんにくでコウモリは逃げるのか?

そこで今回は、コウモリの軒下対策について、にんにくやハッカ油、忌避スプレーなどの方法を調べました。自分でできる対策から、再発を防ぐ方法、業者に相談したほうがよいケースまで紹介します。

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コウモリの軒下対策ににんにくは効く?ハッカ油や忌避剤を調べてみた

にんにくでコウモリを追い払えるのか

にんにくのコウモリに対する効果の裏付けは無し

まず気になったのが、にんにくを軒下に吊るす方法です。

結論からいうと、今回確認した自治体のコウモリ対策情報では、にんにくを吊るす方法は有効な対策として紹介されていませんでした。

一方、北九州市は、忌避剤などを使ってコウモリを追い出す方法や、追い出した後にネットを設置して侵入を防ぐ方法を案内しています。また、南あわじ市も、市販の忌避剤を使って追い払う方法を紹介しています。

参照元:

ただし、自治体の案内に記載がないからといって、にんにくに効果がないと科学的に証明されたわけではありません。現時点では、にんにくをコウモリ対策として積極的に選ぶだけの根拠を確認できなかった、というのが正確なところです。

個人的には、にんにくを吊るす方法を試すよりも、自治体が案内している忌避剤や侵入口対策から検討するほうが現実的だと感じました。

ハッカ油はコウモリ対策に使える?

ハッカ油はどう?

ネットでコウモリ対策を調べると、ハッカ油を使う方法も見つかります。

ハッカ油はミント由来の精油で、独特の清涼感のある香りが特徴です。コウモリ対策を扱う専門団体も、ハッカ油を使った方法を紹介しています。

参照元:日本有害鳥獣駆除・防除管理協会「コウモリ駆除にハッカ油・ミントは効果的?」
https://hw-control.or.jp/guide/10181

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ただし、ハッカ油を使えば、どの家でもコウモリが寄りつかなくなるというわけではありません。香りの強さや設置場所、風雨による影響などによって、実際の効果は変わる可能性があります。

また、ネット上には、ハッカ油を混ぜた水を水鉄砲で軒下に噴射する方法も投稿されています。ただ、個人の体験談だけで、同じ方法がほかの住宅でも有効だとは判断できません。

試す場合は、製品の使用方法を確認し、外壁や塗装への影響、周囲への飛散にも注意しましょう。高所に向かって無理に噴射するのも避けてください。

ねここ

手軽な方法を試したくなる気持ちは分かりますが、ネットで見かけた方法を、そのまま効果が保証された対策と受け取らないほうがよさそうです。

ナフタリンや市販の忌避スプレーはどうなの?

ナフタリンや市販の忌避スプレーはどうなの?

ナフタリンなどの忌避剤については、コウモリ対策の情報で紹介されることがあります。ただし、今回確認した自治体の案内だけでは、ナフタリンの効果を十分に裏付けることはできませんでした。

使用を検討する場合は、製品の表示や使用上の注意を必ず確認してください。用途に合わない使い方や、換気が不十分な場所での使用は避ける必要があります。

市販のコウモリ用スプレーを選ぶ場合も、製品によって使用できる場所や方法が異なります。軒下に使えるものなのか、屋根裏向けなのかを確認してから選びましょう。

忘れてはいけないのが、忌避剤は基本的に「追い払うための対策」であり、それだけで侵入口を塞げるわけではないという点です。

一度コウモリがいなくなっても、住みつきやすい場所や出入りできる隙間が残っていれば、再び戻ってくる可能性があります。

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軒下のコウモリを追い払い、フン害を防ぐ方法

軒下に黒いフンが落ちていたら?

軒下の黒いフンに注意

コウモリが軒下にいるときに困ることの一つが、フンによる汚れです。

玄関やベランダ、窓の下などに黒い小さな粒が落ちていると、不快ですし、掃除の手間もかかります。

ただし、黒い粒が落ちているという理由だけで、コウモリのフンだと断定することはできません。落ちている場所や形だけで判断せず、夕方にコウモリが出入りしていないか、同じ場所に繰り返しフンが落ちていないかも確認しましょう。

フンを掃除するときは、素手で触ったり、乾燥したフンを勢いよく掃き立てたりしないようにします。手袋やマスクなどを使用し、粉じんを吸い込まないよう注意してください。

大量のフンが堆積している場合や、屋根裏など手の届かない場所にある場合は、無理に自分で掃除せず、専門業者への相談を検討しましょう。

ネットや侵入口の封鎖で再発を防ぐ

ネットや侵入口の封鎖で再発を防ぐ

コウモリを追い払った後に重要なのが、再び入り込めないようにすることです。

北九州市は、コウモリがいないことを確認してから、軒下などにネットを設置して侵入を防ぐ方法を紹介しています。南あわじ市も、追い払った後にフンなどを掃除し、侵入口を塞ぐ必要があると案内しています。

参照元:

確認したいのは、軒下だけではありません。屋根裏、換気口、雨戸や瓦屋根の隙間なども、コウモリが出入りする場所として考えられます。

ただし、侵入口を塞ぐ際には注意が必要です。コウモリが建物内に残っている状態で隙間を塞ぐと、内部に閉じ込めてしまうおそれがあります。

また、高所でのネット設置や隙間の封鎖は、転落などの危険も伴います。脚立で無理をしなければ届かない場所や、屋根に上がる必要がある場所は、自分で作業しないほうが安全です。

コウモリ対策でやってはいけないこと

絶対にやってはいけないこと

コウモリを見つけると、捕まえて遠くへ放したり、侵入口をすぐに塞いだりしたくなるかもしれません。しかし、自己判断で捕獲や殺傷を行うのは避けてください。

環境省によると、鳥獣保護管理法では、野生鳥獣の捕獲や殺傷は原則として禁止されています。例外的に許可を受けて捕獲できる場合もありますが、誰でも自由に捕まえてよいわけではありません。

参照元:

環境省「捕獲許可制度の概要」
https://www.env.go.jp/nature/choju/capture/capture1.html

コウモリが建物内に入り込んでいる場合は、追い出しの方法や侵入口の封鎖について、自治体や専門業者に相談するとよいでしょう。

ねここ

追い払うことだけに意識が向きがちですが、再発を防ぐには、どこから出入りしているのかまで確認することが大切だと思います。

コウモリ対策は自分でできる?業者に頼むべきケース

自分でやる?業者に頼む?

自分で対策しやすいケースと難しいケース

軒下の手が届く範囲にコウモリが一時的に留まっている場合と、屋根裏や壁の隙間に入り込んでいる場合では、必要な対策が異なります。

市販の忌避剤などで追い払える場合もありますが、何度も戻ってくる場合や、侵入口が分からない場合は、追い払いだけでは解決しないことがあります。

特に、次のような状況では、専門業者への相談を検討したいところです。

  • 軒下や屋根裏に大量のフンがある
  • 忌避剤を使っても何度も戻ってくる
  • 侵入口が分からない
  • 高所や屋根裏で作業する必要がある
  • 建物内部にコウモリが入り込んでいる可能性がある

業者に依頼する費用と確認したいポイント

業者選び 3つのチェックポイント

コウモリ対策を業者に頼む場合、費用は被害の状況や作業内容によって変わります。

たとえば、追い払いだけで済む場合と、侵入口の封鎖、フンの清掃、消毒、高所作業まで必要な場合では、作業の規模が異なります。そのため、「コウモリ駆除は必ずいくら」と一律に考えることはできません。

見積もりを取る際は、次の点を確認しましょう。

  • 追い払いだけでなく、侵入口の封鎖も含まれているか
  • フンの清掃や消毒は料金に含まれているか
  • 足場などの追加費用が発生するか
  • 再発した場合の対応や保証があるか
  • 見積もり後に追加料金が発生する条件は何か

また、料金の安さだけで業者を決めるのも避けたいところです。国民生活センターには、害虫・害獣駆除をめぐる高額請求などの相談事例もあります。作業内容と総額を確認し、必要に応じて複数の業者から見積もりを取ると安心です。

参照元:

国民生活センター「ネットの価格と全然違う!?害虫・害獣駆除のトラブルにご注意」
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20240327_1.html

自分で対策するのが難しい場合や、何度もコウモリが戻ってきて困っている場合は、専門業者への相談も選択肢の一つです。

軒下や屋根裏の状況によって必要な作業は異なるため、まずは対応内容や費用を確認してみましょう。

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※依頼する際は、対応エリアや作業内容、見積もり金額、追加料金の有無を事前に確認しておくと安心です。

個人的には、コウモリが軒下にいるだけなら、まずは状況を確認して、適切な対策を検討するのがよいと思います。ただ、何度も戻ってきたり、高所作業が必要だったりするなら、無理に自分で解決しようとせず、専門家の力を借りるほうが現実的です。

まとめ:コウモリの軒下対策は追い払いと侵入防止がポイント

ホームセンターで耳にした「にんにくを吊るす」という話が気になり、コウモリの軒下対策について調べてみました。

今回確認した自治体の案内では、にんにくを吊るす方法は有効な対策として紹介されていませんでした。一方、忌避剤などを使って追い払う方法や、追い払った後に侵入口を塞ぐ方法は案内されています。

コウモリ対策では、次の3点を押さえておきましょう。

  • にんにくの効果は裏付けを確認できなかったため、確実な対策としては勧めにくい
  • ハッカ油や忌避スプレーは、製品の説明を確認し、効果を過信しない
  • 追い払った後は、侵入口を塞いで再発を防ぐことが重要

軒下にコウモリがいると、フンの掃除や再発への不安など、さまざまな悩みが出てきます。

手軽な対策で解決できれば理想ですが、何度も戻ってくる場合や、高所・屋根裏での作業が必要な場合は、無理をせず自治体や専門業者に相談しましょう。